夫のため息や不機嫌に「私のせい?」とドキッとするとき|振り回されないための心の守り方


何気なく話しかけただけなのに、夫がため息をついたり、首をかしげたりする。

そんな反応を見ると、「私、何か機嫌を悪くすることを言ったかな?」と不安になり、胸がドキドキすることはありませんか?

強い言い方をされるたびに夫の顔色をうかがい、自分が悪かったのではないかと考え続けてしまう。夫婦なのに一緒にいて安心できず、いつも緊張しているのはとてもつらいことですよね。

まず意識したいのは、夫の感情と自分の感情の間に「心の境界線」を引くことです。

心の境界線とは、相手を突き放すことではありません。「夫の機嫌は夫のもの。私の気持ちは私のもの」と分けて考えることです。

夫が不機嫌そうだからといって、あなたがその機嫌を直す責任まで背負う必要はありません。

夫の不機嫌を背負うと、自分を責めやすくなる

夫の不機嫌を「私のせいかもしれない」と受け取ると、夫の表情や声の調子ばかりが気になってしまいます。

そして、本当は悪いことをしていないのに謝ったり、自分の気持ちを言えなくなったりすることもあります。こうして相手の感情を背負い続けると、自分の心は常に緊張してしまい、休まらなくなってしまいます。

また、相手の感情まで自分の責任と引き受け続けると自分の気持ちがますますわからなくなってしまうこともあります

だからこそ、夫の感情と自分の責任をいったん分けて考えることが大切なのです。

「事実」と「自分の受け取り方」を分けてみる

日常会話の中で夫にため息をつかれたり、首をかしげられたりすると、「私が何か悪いことを言ったのかな」とドキっとしてしまう。
そんなことが日々あると、自分の家なのに心が休まりませんよね。


そんなときは、まず次のように分けてみましょう。

・事実  夫がため息をついた

・自分の受け取り方  私のせいで機嫌が悪くなった

「私のせい」というのは、まだ確かめられていない受け取り方かもしれません。
すぐに自分を責めず、心の中で「夫の機嫌は夫のもの」と言ってみましょう。

それでも苦しくなるときは、少しその場を離れてもかまいません。別の部屋へ移る、お茶を飲む、ゆっくり息を吐くなど、自分の心を落ち着かせる時間をつくってみてください。


まずは自分の心を守ることから


夫の不機嫌を背負って、あなたが何とか機嫌を変えようとしなくていいのです

「夫の感情は夫のもの」と心の境界線を引き、自分の心を守ることから始めましょう。

すぐにうまくできなくても、気づいたときに一度立ち止まることが最初の一歩です。

一人では気持ちを整理しにくいときは、信頼できる人やカウンセラーに話してみるのも一つの方法です。