
「夫婦でいるのに心が通わず孤独と感じている」
「一緒にいるのに寂しい。もう疲れた……」
夫はすぐそばにいる。
会話だって、まったくないわけじゃない。
それなのに、なぜか心はずっとひとりぼっち。
カサンドラのつらさを抱えている方の中には、そんな「夫婦なのに孤独」という苦しさを感じている方が多くいらっしゃいます。
欲しかったのは「会話」だけではなく、
心が通じる感覚
悩みを話したときには、
「それはつらかったね」
嬉しいことがあったときには、
「よかったね」
落ち込んでいたら、
「大丈夫?」
そんなふうに、自分の気持ちに関心を向けてもらいたかった。
けれど、話しても反応が薄かったり、気持ちより正論が返ってきたり、話し合おうとしても会話が終わってしまったり……。
そんなことが何度も続くと、
「この人は私に興味がないのかな」
「私って、大切じゃないのかな」
そんなふうに感じてしまうこともあります。
誰よりも長く、誰よりも近くで人生を共にする相手だからこそ、誰よりも心を通わせたい。
だからこそ、一番近くにいる人と心が通じない孤独は、とても深いものになってゆきます。
そんなとき、まず大切にしてほしい一歩があります
それは、
「私は何が寂しかったの? 本当はどうしてほしかったの?」
と、自分の心に聞いてみることです。
「話を最後まで聞いてほしかった」
「大丈夫?って気にかけてほしかった」
「一緒に喜んでほしかった」
「私の気持ちを否定せず、ただ受け止めてほしかった」
「もっと私に関心を持ってほしかった」
「寂しい」の奥にある気持ちを、一つずつ言葉にしてみてください。
これは、夫を諦めるためではありません。
まして、「自分で自分を満たせばいい」ということでもありません。
自分が本当は何を求め、何に傷ついていたのかを、自分自身がわかってあげるためです。

夫の反応と、あなたの価値は同じではありません
気持ちを受け止めてもらえないことが続くと、
「私の話なんてどうでもいいんだ」
「私は大切にされる価値がないのかも」
と、自分の価値までわからなくなってしまうことがあります。
でも、
夫があなたの気持ちにうまく応えられないことと、あなた自身の価値は別のものです。
だからまず、
「私はずっと寂しかったんだね」
「本当は、もっと心を通わせたかったんだね」
と、自分の気持ちを置き去りにしないであげてください。
漠然とした「寂しい」が少しずつ言葉になってくると、自分が何を大切にしたいのか、夫との間で何を変えていきたいのかも整理しやすくなります。
「もうどうにもならない」と諦める前に
自分が本当は何を求めていたのかが見えてくると、今までただ苦しいだけだった夫婦のすれ違いも、少しずつ整理できるようになります。
「なぜ、こんなに心が通わないんだろう」
「どうして、同じことを繰り返してしまうんだろう」
そこには、二人の間で繰り返されているコミュニケーションのパターンや、お互いの感じ方・受け取り方の違いが隠れていることもあります。
夫婦の関係は、どちらか一人が我慢し続けることで成り立つものではありません。
あなたの心を大切にしながら、二人の間で何が起きているのかをひとつずつ紐解いていく。
その先に、これまでとは違う関わり方が見えてくることもあります。
心ケアラボでは、「心が通わない」と感じる夫婦の間で何が起きているのかを、おひとりおひとりの状態に合わせて心と脳の仕組みから一緒に紐解いていきます。

